ロシア語の単語を覚えるのにおすすめの学習書

『これなら覚えられる! ロシア語単語帳』 柳町裕子著(NHK出版)

 

ロシア語単語帳表紙

 

ロシア語単語帳 中身

 

日常で使われる重要品詞が約1600語収録されています。(品詞とは動詞や名詞、形容詞などに分けられた単語の分類のこと)

◎一冊のなかに同じ単語が繰り返し用いられているので、記憶に残りやすい文によって形が変化するロシア語の単
語のなかで
一番多い変化形が用いられている

◎とにかく文字が大きく余白も広いので見ていてストレスを感じにくい
◎シチュエーションごとにカテゴライズされているので覚えやすい

◎単語の例文が実際の会話にも使えるほど生き生きとしている

 

メインで使う文法書には必要な単語がすべて載っているはずなので、実際に単語帳はすぐに必要はないかと思われます。

しかし自分で物事を表現したいとき(コミュニケーションをとりたいとき)、ものをいうのは語彙力です。

ロシア語は英語とは全く違った名称の品詞ばかりで、単語だけ見てもそれが何を指しているかイメージするのが大変。

書いて覚える、描いて覚える、声に出して覚える、実際に誰かに使ってみるなど覚え方の方法はたくさんあります。

 

たとえば他の教材に出ている単語を本書で調べてチェックマークをつけると、本書を読み返したときに「この単語は○○のなかの一文にあったやつだ」とリンクして覚えやすくなります。

また、本書に載っていない新しい単語を知ったときは、本書内の似たカテゴリー内に書き加えていくといいでしょう。

文字通りあなただけの「単語帳」となるはずです

ちなみにCDではロシア語と日本語が交互に流れるので、ぼんやり聞いていると日本語しか頭に入ってきません。

1日1ページだけ、3分だけなどと決めて集中して聞きましょう。


『実用 ロシア語単語集』 松下 則子著(星雲社)

実用ロシア語単語集
実用ロシア語単語集
1860語を収録した実用的な単語集
◎青と黒の二色刷りですっきり見やすい
◎カタカナ表記だが、ローマ字表記もある
◎日本語→ロシア語表記、音声も日本語→ロシア語

『これならおぼえられる ロシア語単語帳』とおおきくちがうのは、前者がロシア語→日本語で書いてある(音声が流れる)のに対し、こちらはすべて日本語→ロシア語の順になっているということ。

最初に日本語が読まれる分、そのあとに来るロシア語のイメージがしやすいのが特徴です。

初級学習者はカタカナに頼りがちですが、こちらはロシア語アルファベットに該当するローマ字が併記されているので、発音記号がなくとも極めてロシア語に近い発音を可能にしています。

たとえばロシア語の「в」はローマ字だと「v」や「f」に該当します。これがカタカナにすると「ヴ」「ふ」となり下唇を軽くかむ音を表現しきれません。

しかし地味に気になる点としては、ページの並びが日本語とロシア語がとなり同士になっていないことです。

視線の動きからまず日本語を見て、発音のカタカナ/ローマ字を見て、それからロシア語を見る流れになりますが、真ん中の発音はこの位置にあるべきかなと少々違和感があります。

日本語⇔ロシア語で覚えられることを意識したレイアウトのようですが、慣れるまでは若干使いづらい印象です。

しかしながら特に発音に関しても良書であることは間違いありません。

 

『使える・話せる・ロシア語単語』 中澤 英彦著(語研)

 

使える話せるロシア語単語 表紙

 

使える話せるロシア語単語 中身

 

日常で使う2300語を収録

 

◎日本語から引けるようにすべての単語が配置されている

◎巻頭、巻末に丁寧な文法の学習やあいさつ表現まで載っている

◎索引も日本語から引ける

 

あくまで「日本語からロシア語を引くために作られた単語帳」です。

CD音源もなく、基本的にはカタカナ表記のロシア語を読んでいくことになります。

「あ~、あれロシア語でなんて言ったっけな…」というときに大活躍!

日常の2300語はかなりの語彙量なので、日本語からロシア語を逆引きしたいときに大いに役立ちます。

メインには別の単語帳を使いつつ、補完する形で本書を利用するといいと思います。

 

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